思いつき。
四川省大地震では凄い数の人が家を失った様だ、路上で休んでいる人の群が放送されました。この調子だと対策はまだまだの感じです。
たしか、阪神大震災では、兵庫県内外に計四万八千三百戸の仮設住宅が立ち、うち県買い取り分は二万千八百八十三戸。残りはリースだそうです。兵庫県は所有分のうち再利用可能な約一万七千戸を海外に無償提供しようと、各国から希望を募ったはず。震災の際に支援を受けた海外への恩返しと、仮設住宅のスムーズな処理の一石二鳥がねらいでした。アジアや中南米、などの十七カ国から計三十七万戸余りの応募があり、七カ国への譲渡が決まったとか。が、これまでに送られたのは中国三千戸、フィリピン六戸などわずかしかない様です。船賃に四万-五万円かかり、積み込みまでの国内運賃や組み立て直す費用なども含めると、計十万円以上にもなるようで進まないようです。あれはどうなったのかな~、余っているはずでは。
国内の募金などや、ODAの予算を使って自衛艦で送れないものでしょうか。中国内の輸送は軍隊に任せ、設営も工兵さんなら簡単な事と思うのですが。