日記:
ブルートュースの受信機を使っていろいろ再生しておりました。
当初、音質はなかなか良い様に聴こえましたが、聴き込むにつれいろいろと
欲が出てしまいました。回路基板は殆んど手を入れる余地は有りません。
残りは平ラグ板上の配線位しかやれる事がありません。取り敢えず線材は
OFCにし、無鉛ハンダを使用、Lを90度開く様にしました。
外側のホット側(信号の+側)の余りの端子をカットしておきました。
後は配線の取り回し方向など・・・。
これでは音的にはほとんど変わらないですね。
そこで、アナログのICモジュールを交換してみる事にしました。
元々のICはテキサスインストルメントのNE5532Pが付いていました。
昔から評判の良いオーディオ用のモノで、いろいろなメーカーで良く使われて
おります。手元にJRCの5532DDと同じくバィポーラ入力の新日本無線のMUSES8820が
ありましたので、聴き比べてみました。
5532Pはわりと平板な音場でレンジが少し狭い様に聴こえました。
5532DDの方はそれより音場が豊に聴こえましたが差は少ない様です。
8820に替えてみた所、余りの差に暫し茫然、格の違う立派な再生音で
びっくりです。情報量が多く全く違いました。静寂感も全然上のレベルでした。
オケの木管部のハーモニーなど非常にリアル、弦も自然です。再生レンジ自体も
広く、低音も豊でした。
そんな訳で連休中はこれをじっくり聴き込むつもりです。
今夜の一曲。
Keith Jarrett Trio - With a Song in My Heart