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2019年 01月 22日
2019/01/22

  日記:

    晴れでしたが寒く北風が強い一日でした。夜は月明りで富士山がよく見えています。

    
    各ラグ板の製作を進めました。先ずはヒーターの電源部です。ブリッジダイオードは手持ちの
   関係でえらく大きいモノを使っていますが、2Aもあれば今後の流用にも問題ないので、小さいのを
   使ってOKです。セメント抵抗の値は実装してから調整しなおします。実装した基盤の高さは35mm、
   シャーシーの深さをかんがえると、いっぱいいっぱいと云う所です。実体図と全く同じ配線には
   なっていませんが回路図的には同じです。組み立てているといろいろ実際的なアイデアが湧いて
   その都度いろいろ試みています。

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    次は定電圧電源部です。整流ダイオードにシリコンカーバイドのショットキーバリアダイオードを
   奢りました。このダイオードは極めて低雑音で音質もシックで気に入っていますが、少し高価では
   あります。放熱板の所は通電しますので、感電にご注意。凝らなければ、普通のファーストリカバリー
   ダイオードでかまいません。1000V耐圧 1AあればOKです。シリコンカーバイドの方は650V耐圧なので
   ブリッジだとギリギリ気味、電流値がDCで数ミリなのでOKとしています。MOS-FETは東芝のK3A60を
   使いました。DAが2から3A程度、PDが30Wのモノなら良いでしょう。K3067とかK3767とかです。
   こんなに大きくなくても良いのですが、今後の流用のためにも大き目のモノを付けています。
   放熱板はシャーシーのPT穴を開けた時の切り落としから自作しました。このSPプリの場合だけでしたら
   板を付ける必要は無いのですが、今後のためにも後付けは面倒なので付けています。電圧値は67Kを実装してから
   調整してみます。ドレインにぶら下がっているダイオードはIN4007のテープィング品がいっぱい
   あったのでこれを使いましたが、耐圧が400VもあればOKです。
   アース側の配線は基盤の裏側を通しています。

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    三枚目はCRイコライザー部です。27Kを30Kオームに変更しています。グリーンの小さい抵抗は
   4.7Mオームで、周波数特性の切り替えSWの切り替え時のクリックノイズの防止につけましたが
   効果の程は・・・、やってみないと。CはASCのX363と日通工のデップマイカを使っています。
   後の抵抗の数値はバラックでの試作を踏襲しています。
   次はこれらの基盤をシャーシーに組み入れます。球回りはそれから配線して行きます。シャーシーの
   奥行きが40mmと浅めなので、少し工夫が要りそうです。では・・・・・。

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     今夜の一曲。

    Tchaikovsky: Fantasy-Overture 'Romeo and Juliet' (Yannick Nézet-Séguin, Proms 2013)
        
         






by Artist-mi | 2019-01-22 21:26 | SPレコード用プリの製作 | Comments(0)


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