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2018年 03月 29日
2018/03/29

 日記:

   MonoのEL34 D ppに手を加えました。抵抗の交換ですね。
  出力管のスクリーングリッドはプレートと結ばれ、三極管結合になっています。この球は感度が高いので
  普通、局部発振防止用に抵抗を介して結ばれるのですが、この抵抗は音質に少し影響します。今までは
  タクマンのREY型1Wのモノを使っていましたが、もう少しスッキリした音にしたかったのです。少しカマボコ
  的な周波数特性でしたし、大きい音の時の透明度も少し落ちていました。今回は東京光音電波のRN65Eを
  探して来ました。こっちの方がかなり上質な音がします。残響がちゃんと出ますし、歪感もかなり少なく
  大変良い音質に感じます。音が崩れてこないのですね。スクリーングリッドの抵抗など、それ程音に
  影響しないと思っていましたがかなり自然な音になってきました。タクマンの1Wは良い音の抵抗なのですが
  小さい1/4Wの方が音色に影響が少ない様に感じています。抵抗のキャップの材質関係なのかも知れません。
  1Wの方が音が太く余力をかんじますが、1/4Wの方自然にも聴こえます。RN65Eはキャップの形状が違って
  いる様に見えますし、各物理特性も上まわります。
     参考  http://www.takman-e.co.jp/pdf/rey.pdf


         http://www.ko-on.co.jp/products/resistor/pdf/rn-j.pdf


  こんな事なのでEL34 D ppのステレオアンプの方も交換する事になりそうです。RN65Eを四本手に入れるのは
  なかなか大変で・・・・。

  RE65Nの画像とソケット周りの画像を上げておきます。RN65Eの外装は黒色とチョコレート色があるそうです。

   
   
   2018/03/29_f0080162_18285141.jpg



   










2018/03/29_f0080162_18291308.jpg




by Artist-mi | 2018-03-29 18:32 | モノラル再生EL34monoなど | Comments(0)


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