日記:
Monoスピーカーの続き。
結局、スピーカーを交代すべく新規購入しました。
作っていたBoxの寸法にあい、バスレフポートの寸法も少し短くする程度で修正可能な
品物を探し出してみました。CHN-70という機種でお安いです。紙にグラスファイバーを
漉き込んであり、かなりのロングストロークです。マークオーディオ社の10cm口径で、
フルレンジの再生が可能。秋葉原のコイズミ無線にありました。このメーカーは香港ですが
MarkFenlon氏の設計です。Fenlon氏は元はイギリスのジョーダン・ワッツ社の人です。
ジョーダン・ワッツは昔フラゴンという製品があり、私も使用しておりました。かなり良い
印象があります。フラゴンは金属のコーンでとてもロングストロークでした。この製品を
選んだ理由はその辺にあります。作りは大変丁寧でしたが、包装は至って質素です。これが
いいですね。写真を上げておきます。ダークブルーのコーン、ゴムのエッジ、グッと来ます。
http://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=75628199
箱の方はCHN-70を取り付けるべく改造しました。取り付けビスはビス付け後、エポキシで
埋めてあり、穴隠しにベージュを塗装しました。埋め痕はフレームでかなり隠せます。
なおバッフルと元々の箱前面ともエポキシで張り合わせています。とても丈夫になっています。
前面の厚みは合計で30mm、内容積は10.2Lです。
内部は簡単なマトリックスを組み入れました。3次元の十字補強になっていますが、中心を
外して取り付けています。これを付けると箱鳴りはほとんどしません。吸音材も入れました。
マトリックスの素材は12mmのラワン合板です。
バスレフポートは背面外側に取り付けて、内容積を稼いでいます。口は下向きになっていて
スタンドの使用を前提としています。口の縁はRを持たせました。共振数は58Hz。
塗装が完全に乾燥するまで最終の組み込みはお預け状態です。光沢がビカビカなので透明の
艶消しクリアーを再度吹いています。こっちの方が落ち着いた感じがします。
果たして、どんな音が出るのやら !!!。
今夜の一曲。
Chris Botti, Sting, Yo-yo Ma, Dominic Miller - Fragile