日記: 七夕
制作は中断しています。湿気で用紙が伸びていて貼り付けは出来ません。
大型台風も接近していて困っています。
まぁ~、暇なのでアイロン掛けをしました。Yシャツ二枚、家内の
エプロンが一枚、そろそろ出番が来る麻の夏用ジャケットです。
このジャケットは袖口が本切端(袖口のボタンをかけ外しできるように、
ボタンホールを空け穴かがりをしたもののことを云う)になっています。
この頃の流行なのでしょうか。実質的には水仕事の時など袖口を捲れる
ので便利ではあります。
これはイタリヤのスーツの傾向なのでしょう、イギリスのモノには
少ないですね。もともとは袖口にボタンを付けたのはナポレオンがした
そうで、軍服の袖で兵士が鼻水を拭くのを止めさせるためとか。
ボタンの数はスーツの前のボタンの数プラス一個が普通ですが、多く
する人もいるようです、袖が机の角に引っかかり易く面倒にも思えますが。
袖口から始めのボタンまでの長さもイタリヤとイギリススタイルは違って
いて、イタリヤの方が1cm程長めの様です。イタリヤには「キッスボタン」
と云うデザインがあります、ボタンを少し重ねて付ける方法です。これも
引っ掛りやすいので仕事服には向きませんね。TVを観ていたら宮根さん
がボタンを一つのデザインをおめしでした。ボタンは前のモノと同じ大きさ
でかなり目立ちました。ちょっと野暮ったい感じがしましたね、小さい
普通のボタンの方が良い!
そんな事を思いだしながら袖口のプレスをしていましたが、難しいです。
絵描きがスーツを着る場合、袖を捲くる作業があるのでそうするのですが
(展示を整える時、額のギズ付をさけたり、前面のアクリルガラスに埃が
付かない様にするなど)。簡単の方が当然良いし、皺になるのも嫌ですね。
それに袖まくりは失礼でもあります。
今日のデジタルタブローの練習は↓です。
今夜の一曲。
Sviatoslav Richter - "Le Gibet" (Ravel)