2018年 08月 05日
2018/08/05

 日記:

  12BH7Appモノ専用アンプ、その後。

   暑い毎日が続くのは、アンプのテストランには丁度良い具合です。
  友人の久しぶりで来宅したので、このアンプの音を聴いてもらいました。

  まとまりがありバランス的にも破たんが無い聴きやすい音だそうです。1.7W程度の
  出力にしては非力感は感じられないそうです。
  小生としては気を良くしています。雑音も全くありません。

  欠点としては、他のアンプと比べると精緻な表現に物足りなさを感じる所ですか!
  これは、出力段の共通カソード抵抗に3Wの酸化金属皮膜抵抗を手持ちの関係から
  使用した為と経験から推測しました。酸化金属皮膜にすると、低域が太く感じることや
  響きが豊になる事、高域では細かい音は少し大まかに表現され、聞き流すには苦に
  ならない普通の音になるようです。

  結局、510オームの酸化金属皮膜の抵抗は東京光音電波の金属皮膜RN75Eに交換しました。
  精緻さは大いに改善されています。弦楽器の高い所の滑らかさ、会場の雰囲気感、
  人の声の子音の明確さなどが良くなっています。低音部に関しては、厚みが減少した感じ
  盤によってはボォリュウム感が少なくなったとも聴こえます。ただ低音自体は下に
  のびていて、音階が明確に出て来ます。ティンパニーの締りも良くなっています。

   テストに使用したソースを上げおきます。

    ハイドンのハープシュコード協奏曲 ランドフスカ MonoLP
    モーツァルトの弦楽五重奏 K515 プロアルテ  SP4枚組 

    ジャクリーヌ フランソワ マドモァゼル ド パリ  MonoLP
    バルナバス・フォン・ゲッツィ 碧空 SP JA810A
    リベルタ ラマルケ インスピレシォン  SP

    シューマン チェロ協奏曲  カザルス マルボロ  MonoLP
    サンサーンス 第5ピアノ協奏曲  タリアフェロ  MonoLP

    Dire Straits Sultans of swing CD

  使用カートリッジ  テクニカ 青いボディーのAT33MONO、ATMONO/SP。

    
  簡単な夏用モノ専用アンプを使うのは、なかなか粋な時間が過ごせます。
  現物の下のレコードが雑音はありますが、スタジオ録音の音で再生されるのです。
  かなり感動しますよ。


   今夜の一曲。

    「碧空」 Barnabas von Géczy
 
 


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# by Artist-mi | 2018-08-05 15:36 | PCとステレオの話し | Comments(0)
2018年 07月 18日
2018/07/18
 日記:

   毎日猛暑が続きますが皆さん大丈夫ですか ? 体調にご自愛ください。

  省エネモノアンプの続きですが、ハンダ鏝を持つのも暑くて堪らないので手早く
  作ってしまいました。急いだせいかハンダ付けミスが二か所でてしまい、返って
  慌て者だったのを再認識したしだいです。無鉛ハンダなので少し使い難いのです。

  出来た内部の写真、NFBの配線はまだしていませんがチャンと音が出ます。
  基本的には12BH7Appステレオアンプの回路図と同じで電源部をFET化し、-C電源を
  別電源にしています。OPTはKA-8-54ppを、PTはKmB60Fを使用。

f0080162_11153455.jpg



    二流品の中古の抵抗器(東京光音電波のRD14Aカーボン)を主に使っています。
  12BH7Aのカソード抵抗は酸化金属皮膜のモノ、NF抵抗と前段へのデカプリング抵抗は
  手持ちのビシィーVSR型を使いました。NFRをRD14Aで配線したら少し音が荒れたので
  ここはVSRを奢りました。これを選んだのはこの辺は長年の癖みたいな所です。
  全体としてはRD14Aの中域の良い所が活かせた様に仕上がっています。ただメインの
  モノアンプに比較すると精緻さで差が出てしまいますが、気楽に聴くにはこの音質で
  良いと納得もできます。12BH7Aも落ち着いた音色で良い球ですね。



  利得は8.23倍、負帰還量は4.17dB、最大出力は1.59W、出力管のプレート損失は3.12W
  方形波の再生テスト 10KHz PK-PK6.00V 8オーム負荷の写真を上げておきます。

 
f0080162_1117472.jpg


     

  夏場の発熱テスト中ですが、たいへん少ない発熱で使い安いです。出力は小さいですが
  そう足りなさを感じません。この辺は程度問題なのでしょう。私はOKと言えます。
  暫らくはこれで夏を乗り越えようと思っています。


 
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# by Artist-mi | 2018-07-18 11:18 | PCとステレオの話し | Comments(2)
2018年 07月 06日
2018/07/06

 日記:

   ラッカーが良く乾きましたので、一応組み立ててみました。
  ビスの位置や穴の位置など点検しています。少しセンターが狂ってしまった穴もありますが
  どうにか使えそうです。写真と増幅段の実体配線図を書きましたので上げておきます。

  VRの深さの設定に苦労しました。上面にビス穴が少ない様にしています。
  実体図はMonoなので楽ですね。

   全体の様子。

   真空管部の様子。

   実体図。

f0080162_17470450.jpg














f0080162_17515377.jpg















f0080162_17533268.jpg















                                                                             


      

   

Madredeus - o pastor . a vaca de fogo . os senhores da guerra (letra)





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# by Artist-mi | 2018-07-06 18:08 | PCとステレオの話し | Comments(0)
2018年 07月 01日
2018/07/01

 日記:

   暑いです。音楽でもと思いますが、真空管のアンプを動かすには暑すぎます。
  まだ、夏用のアンプをセットしていませんでした。早速しなければ・・・・!!!

 
   夏用アンプ、ステレオは作ってありますがモノラル用は無いので、早速でっち上げる
  算段を・・・・・・。
  以前、改修を考えていた「デコアンプ」を元に12BH7Appで行こうと思っています。
  12BH7Appは音の素質が抜群、アマチュアだけが味わえるシックな音色が出てきます。

   急場なのでジャンク箱をあさると、どおにか手持ち部品の目途が起ちました。で・・、
  旧アンプを分解、シャーシーだけにして不評の以前の塗装を剥ぐ事にしました。
  
  水性の塗装剥離剤を使ったのですが、なかなか上手く剥がれてくれません。この説明では
  手こずるでしょうね。 昔使った油性のモノは塗って水洗いすれば簡単に剥がれましたが
  水性は上手く行きません。結局水は使わず、ウェスで擦り取る様にした方が正解でした。
  仕上げに塗装用シンナーで拭き上げて仕上げました。

  好い天気なので、一気に塗装もしました。色は「シルバーグレー」「タン」のツートンです。

  乾燥を待ちながら、実体配線図を練っている所です。モノラルなので簡単です。電源の方は
  FETを使ったフィルターにしました。CRフィルターにしなかったのは手持ちに大きな
  セメント抵抗が無かったためです。

  球回りの部品は立てラグで始め考えていましたが、手持ちが少ないので平ラグで行く事に
  なりました。抵抗器は手持ちの二線級?で賄いますので、少し音色を意識した構成を
  いろいろ試してみる心算です。今回は入力ヴォリュームを付ける事にしました。

   さて、ドウナリマスカ ! 

    
    今夜の一曲。

    I've Got You Under my Skin • [HD1080p] • Chris Botti (feat. Kathrine McPhee) in Boston

     



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# by Artist-mi | 2018-07-01 18:53 | PCとステレオの話し | Comments(2)
2018年 06月 20日
2018/06/20

 日記:抵抗の話の続き。

  何と言っていいか・・・、かなり吃驚しました。

  EL34差動ppアンプに手を入れています。先日の改装に気を良くして更なる抵抗の交換をと
  考えていたところビィシーのVAR型抵抗で少し大きな数値のモノが海神無線で手に入る事に
  なりました。以前は10・100・1Kだけだったのです。手に入れたのは3.3Kのモノです。
  これだとEL34のコントロール・グリッドの寄生発振防止のダンピング抵抗にピッタリなのです。

  このダンピング抵抗は取り去ってしまうと、音質が悪くならないのは以前作った12BH7Appで
  確認出来ていたのですが、感度の高いEL34では局発が必至なので取り去る事はかなり無理
  でした。でしたと言う事は実際取り去って、サインカーブを入れオッシロで観たと云う事です。
  グリット回りや、プレート回り、段間コンデンサー回りの配線や配置、接続の短縮化など
  やりながら観察したのですが、発振気味な状態から抜け出す事ができませんでした。
  簡単なのはやはりダンビング抵抗を1K入れれば綺麗に消えてくれました。安全を見込めば
  3.3Kは納得の値なのです。
   前はビィシーのVSR型を使っていたのですが、上には上が有るものでVAR型は直結と変わりが
  解りません。VARの容量は0.4Wですが、容量的には十二分です。信号が諸に通過するので
  効果は正に絶大でした。


   この抵抗は表示が有りません、箱に一つずつ入っています。抵抗器自体を手で触れるなと
  マニュアルにあります。ハンダ付けして通電すると、ゲインの減少など無い(当たり前か)ので
  すが、出て来る音が小さく聴こえ、引っ込んだ印象の音がしていました。CD五六枚程度を
  聴くとやっと真面な音になってきました。少し高い所がシャリ・シャリ気味、気になりましたが
  15枚位聴くと収まってしまいました。音はごく普通の音がしますが、小さい音もちゃんと
  聴こえます。(他の抵抗だとそこが鳴っている事が分からないのです)。楽音雑音は完全に分離し
  違う音として聴こえます。(雑音に邪魔され楽音が汚れる事がありません、凄い)。また、歪感が
  非常に少なく、fffでも澄んだ音です。ピアノのタッチも変な付随音が全くしません。
  SPからSACDまで皆おなじ楽器らしい音がちゃんと出ています。

   音楽を聴くと今まで気ずかなかった曲の構造や作曲家が狙ったアンサンブルの効果が解り
  楽しいかぎりです。 

   このVARは素晴らして製品なのですが、大きな抵抗値のモノがありませんし、手で触れず
  作る時には面倒、しかも甚だ高価なので困ったモノです。回路的には抵抗の使用数を少なくする
  などの事も考えた方が良いようです。


     今夜の一曲。
       
      Chet Baker ~ My Funny Valentine

        
       




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# by Artist-mi | 2018-06-20 18:02 | EL-34pp差動アンプでも。 | Comments(0)