カテゴリ:D タブロー作り方1( 36 )

2006年 05月 26日
89.2006/5/26
 64. 完成です。

    額も付きまして一応完成です。
   出品用ですので、裏面の四隅に、フエルトのシートを貼って
   おきます。立てて重ねた時、他の作品を傷つけないためです。
   つり下げ用の金具は会場で展示業者が付けますので、此処で
   は付けません。

    手前に持っているのが試作、うしろが本作です。
f0080162_18202138.jpg

    まずは、めでたしです。この後は展覧会で展示されました。
   入場者は一万人少々ありましたので、実物を御覧になった方も
   いらっしゃると思います。
    実際はこんな風に作られています。


   *: 次は小型のデッサン額の作品の作り方をお話します。
     実際の額のしつらい方は面倒なものなので出来るだけ細か
     く説明します。額を買ってきて挟んで終わりと言うわけには
     とてもいきません。

   日記: 家内が歯医者に行っている、小さい虫歯と診断された
       箇所が、ただ着色であつた?
        虫歯か着色か医者も判断しにくいと言う事らしい。
       何だか、変に安心してしまった!!    
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by artist-mi | 2006-05-26 18:39 | D タブロー作り方1 | Comments(2)
2006年 05月 24日
87.2006/5/24
 63. 額の固定。

    今回は木ネジで止めます。
f0080162_16363386.jpg

    木ねじはプラスの皿、1.6mm径、長さ 32mmのユニクロメッキの
   ネジで、額一本につき3カ所、計12本を使います。
    1ミリ径のドリルで下穴を開け、皿ドリルで軽くさらっておきます。
   隅が上手く合わない時は厚紙などを挟んで調整して下さい。

    せっかく下穴を開けても、キャンバスの釘に当たってしまった時は、
   少し斜め方向に下穴を開け直します。簡単な方法ですが結構良く止
   まります。ただ、相手は柔らかい木ですので力を入れすぎない様に
   注意します。

  * 少し話しが外れますが、普通、額に油絵を入れて固定する時は、
   裏側に釘などで、額縁に打つて止めている事が多いのですが、こ
   れは悪い習慣です。名の知れた額縁屋でも行われていて、困った
   ものです。

    私は、真鍮のヒートンとなべ頭の木ねじで止めています。少々の
   位置の調整も可能です。古めの写真ですが、実際を上げておきま
   す。お試しください。
f0080162_17371153.jpg

 
     
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by artist-mi | 2006-05-24 17:46 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 22日
85.2006/5/22
 62. 額のカツト。

    額の四隅は斜め45度にカツトします。
   使った用具と、その実際は↓です。
f0080162_2341892.jpg

    青いモノは、マイターボックスというプラの治具で、ホームセンター
   などに時々見かけます。本当は切断機でもあれば簡単なのでしょう。
   マイターボックスはサイズがいろいろある様で、ごく小さいモノは、
   鉄道模型店(天賞堂など)に置いてあります。
    ノコは胴づきノコの極細の目のモノを使い、固定はハンドバイス?
   でしています。
    細かい調整は、角棒にサンドペーパーを貼り、手作業で削って
   行うしかありません。

    額の寸法としては、
     木枠の実寸で、1807mm×1335mm
     額の厚さが約6mm弱、キャンバスの厚みも入れて6.2mm
     とみて、 上下が、1807+6.2+6.2≒1819.5mm
           左右は、1345+6.2+6.2≒1347.0mm
     組立て実寸では、1820mm、1348mm でした。
  
              
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by artist-mi | 2006-05-22 23:56 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 19日
82.2006/5/19
 61. 材料の下工作。

    額の体裁は試作と同様でいきます。和風な感じです。
   杉のチャンネル材の様な縁を4本買って来ました。大きさは
   (30mm×30mm×180cm)位です。外側と内側に400
   番のサンドペーパーをしっかり掛けます。ササクレが多いの
   でご注意下さい。
    つぎに白木用のニスを外側に塗ります。塗ってある事が、
   判らない様に、しかも多目に塗っておきます。ニスはアサヒ
   ペン、水性アクリルニス(クリア) 日焼け防止ニス、300ml
   です。
    乾燥を待って、一応四本をよく見比べ、どの木をどの位置
   (上下左右)にするか、組み合わせと見栄えを検討しておき
   ます。
f0080162_22211373.jpg
       
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by artist-mi | 2006-05-19 22:29 | D タブロー作り方1 | Comments(2)
2006年 05月 18日
81.2006/5/18
 60. 額縁の材料。

    仮額としては市販のモノの他に、ホームセンターにいろいろ
   使える材料があります。実際には室内装飾用の壁と床、天井
   の境に打ち合わせる、飾り縁などです。ご自分で工夫して探し
   てみて下さい。
    ただ、強度の点から発泡プラスチックのモノはあまり使えま
   せん。
    今までに使ったモノを上げておきます、絵に合わせ塗装して
   います。価格は1本1000円前後で、このサイズで4本必要に
   なります。節やソリ、傷の無いモノを選びます。
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by artist-mi | 2006-05-18 17:43 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 16日
79.2006/5/16
 58. 額縁のお話。

    今回は出品用ですので、主催者側より仮額を付けるようにと言う事です。
   展覧会では展示数も多く、仮に会場の倉庫に並べて入れるなどするため、
   画面を保護する額縁は必要です。何しろ表面が紙ですので、注意が
   必要でしょう。この時は、油彩とは別の所に置いて貰いました。又、通常
   ガラスなどの使用もトラブルを大きくしてしまうので使いません。
   展示にはまだまだ改善すべき所が多々ありますが、業者は自覚していない
   ようで困った事ですし、主催者も考えを変えなければなりません。
   
    仮額には市販のモノが色々ありますが、アルミなどは他の作品にキズつけ
   やすく好みません。今回はサイズが不定形ですので自作しました。額縁は
   作品と一体化させる様にしなけれは効果が出ません。

    本来額縁は建物、室内のデザインとマッチし、しかも作品を際だたせる様に
   するものです。
    さかのぼれば、ギリシャ、ローマ時代からあるモノで、遺跡の壁画も縁取られて
   います。17~18世紀の欧州では、それぞれの建築様式にそったモノが作られ、
   使用されました。
    例えば、日本間にロココ様式の額縁、印象派風の絵ではまったく可笑しい
   ものですが、現実には良く出会います。
    昨今は、額縁を使用しない展示もありますが、現代の室内空間が装飾を
   極端に少なくしているのと同じ理由です。
    結局、デザインがある意味で合っていることが必要な訳です。作者のセンス
   が問われる所ですが、最終的には作品が映えることが一番重要な事です。

   
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by artist-mi | 2006-05-16 23:24 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 13日
75.2006/5/13
 57.いよいよ貼り付けです。

    先ず、装飾にマスキングをします。
   本作を置いて具合を見ます。水平に予定の場所に貼るために
   左右どちらかの位置を決め、文鎮などで動かない様にしておきます。

    接着は、まず中央部、20㎝位を行います。
   次に、10㎝位ずつ順次左右へ貼り進めて行きます。本来の位置か
   らずれない様に、確かめながら着けて下さい。
    皺の具合もお忘れなく。
   木工ボンドですので少々の修正は可能ですが、余り充てにしない
   方が良いでしょう。くっついたモノを剥がすと切れてしまう事もありま
   す。少々動かす位は可能ですが、微妙な感じですね。
   十分ご注意下さい。作業的には面白い所でもあります。

    接着が終わったら、丁寧にマスキング材を外します。2日程度は
   乾燥させ、細かいキズがあれば、アクリル絵具などで、試作の時と
   同じように修正をします。
    良く乾かして、クサカベのグラフィックスを一吹きしておきます。
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by artist-mi | 2006-05-13 17:02 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 11日
74.2006/5/11
 56. 接着に使った用具。
f0080162_19444535.jpg

    右下にあるモノはマスキング材で、商品名はポリマスカーです。
   16mmのマスキングテープにポリプロピレンのシートフィルムが、
   付けてあり、300mm幅、16m巻きで大変重宝しています。黄色
   く塗った所に、接着剤を付けないようにしたり、キズを付けない為に
   使用しました。

    右奥のスプレー糊は3M社の99です。表側に跡が出やすいの
   で濃い色の所で、しかもすぐに接着させたい所のみに使います。
   メインの接着剤は木工ボンドです。乾燥が遅いので修正がいくら
   かゆっくり出来ます。張り直しは接着してしまい難しいです。

    ハケは襖用の糊ばけ、ペンキの合成の毛を使ったハケを使いま
   した。使ったら直ぐに水洗いしておきます。最後はマルセル石鹸で
   洗っておきます。水差しは余り使いませんが、ボンドの堅さを調整
   する時に少し水を差します。

    文鎮など多数。お皿、ウエスなどです。
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by artist-mi | 2006-05-11 20:01 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 09日
72.2006/5/9
 55. 本作をのせる。

    本作をのせて、寸法や装飾の色調と合うかなど、具合をみます。
   皺を付けていますので、だいぶ実寸より大きくなっているはずです。
   (プラス2%の大きさで印刷しました。36.サイズの決定を参照。)
   皺の山、谷をここで実感しておき、接着の時の目やすとします。
f0080162_22371889.jpg

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by artist-mi | 2006-05-09 22:39 | D タブロー作り方1 | Comments(0)
2006年 05月 08日
71.2006/5/8
 54. 装飾を塗りました。

    当たりとして一様、額の所と用紙を張る所を6Hの鉛筆などで
   印しを付けておきます。
    いっきに筆で塗ります。塗りはじめたら無心で、どんどん進めて
   行きます。返し塗りは避けます。
    筆の方向は、照明が上から来るので、上下方向にいたしました。
   乾きが早いので、注意して下さい。絵具は多目に溶いて置いて、
   ください。途中で混色を再度するのは避けるべきで、失敗の元
   です。まったく同じ色調にする事は不可能です。
f0080162_18323986.jpg

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by artist-mi | 2006-05-08 18:39 | D タブロー作り方1 | Comments(2)