カテゴリ:6BQ5pp差動アンプ( 12 )

2012年 04月 11日
2012/04/11
  日記:

  兼ねてからの懸案であった、6BQ5差動アンプの発熱対策を少し進めました。

 電源部の平滑回路はCRフィルターでしたが、その場所のセメント抵抗はこのアンプの
 場合2.64W程度の熱を出しています。他にもダイオードの保護用やブリーダ抵抗も
 あいますから、シャーシーの中のその部分はなかり熱い訳で真夏には苦しいと云う事に
 なっていました。
  この部分を小型のチョーク・コイルによる平滑方法に改善して発熱を幾らかでも押さえ
 ようと試みてみました。
  CHはノグチのPMC-115Hです。1H、150mA 27Ωで4cmの深さの
 シャーシーに内蔵できる大きさです。
  これを使うと0.33W程度の発熱で済みますし、B電圧も本来の設計に近づき
 290V程に上昇して、たいへん都合が良いのです。

  組みあがったアンプを改装するのは面倒なのですが、どうにか納まることになりました。
 ついでに、通風穴も少し空け足しておきました。塗装を痛めない様に丁寧に進めておりますが
 思う場所ピッタリとは中の部品もあり空けられません。 改造前、後の写真を上げておきます。


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  CHを入れたところ。

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   今日のデジタルタブローの練習は↓です。

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     今夜の一曲。

       Luciano Pavarotti and James Brown - It's a Man's World

        
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by artist-mi | 2012-04-11 21:39 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(2)
2012年 03月 20日
2012/03/20
 日記:

  春分の日 風は柔らかく晴れ、霞も少し。

 大相撲の中継を久しぶりにみていました。仕切の間、呼び出しや行事さんの動作に
 のんびりとした時間を感じます。今場所は誰が優勝するのかな~~? 白鵬もこの頃は
 少し力が落ちてきているのか、バタバタした所がありますが・・・?

 夕方、6BQ5pp.Dアンプを久しぶりに聴いておりました。
 低域の分離がいまいち濁るのを感じました。これはVRの音の様です。早速デテントVRを
 撤去、小さいカーボン抵抗(タクマンのオーディオ用)に交換しました。低域はスッキリとして
 良い効果があったのですが、高域に変な癖が付いてしまいました。これは抵抗の質のせいと
 思い、さっそん東京光音電波のRD型カーボンの手持ちを引っぱり出して交換。高音の癖は
 無くなりかなり満足の感じです。
 プリアンプを使用するので、もともとVRは必要ないのですが、他の用途もと思い、欲を
 かいたのは失敗でした。

   今日のデジタルタブローの練習は↓です。前回はまとまらなかったので、その作り直しです。


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     今夜の一曲。

      Chopin - Ballade n°4

       
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by artist-mi | 2012-03-20 20:11 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(6)
2011年 12月 01日
2011/12/01
  日記:

    寒くなりました。その午前より友人来宅。
   6BQ5pp D のアンプ製作を仕上げるためです。私の6BQ5pp D を聴いて造る気が
   湧いた次第でした。
   差動のメインアンプは市販されていないので、この優れた音を聴くには自作しか方法はないのです。

   私の試作の欠点を考慮して、かなり放熱対策をしたご様子で、大いに参考にさせてもらいました。

     1. シャーシーは深い60mmのモノを採用されています。
     2. 通気孔の数と大きさを増やしているようです。
     3. セメント抵抗の容量を上げています。
     4. 定電流ダイオードの放熱板を取り付けています。
     5. 金メッキ端子のタイトのソケットを採用。  

                                 これらの対策が施されていました。

    そろった二台の写真を上げておきます。手前が友人の製作機。
      友人のアンプはシャーシーの色が薄いクリーム色、ボリュームは不採用、出力端子は陸式で
     ダブルバナナは採用されていません。シーソーSWの向きは中側、色は赤です。
     球はロシアのソブテック製、外形は少し大ぶりです。完成した時、他の製品に差し替えてみましたが
     音色の変化はあまりありませんでした。 クロス中和は2.2pFを試してみましたが、3.3pFより
     効きが少ないです。

    完成し、友人は大いに満足のようです。最初に通電する光栄によくしましたが、毎回ですが緊張
    します。 この緊張感は格別ですね。


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         今日のデジタルタブローの練習は↓です。

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           今夜の一曲。

             marinuzzi -MANFRED -schumann

              
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by artist-mi | 2011-12-01 19:41 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(0)
2011年 09月 28日
2011/09/28
  日記:

    アンプ整備の続き・・・・・です。

   次は6BQ5差動アンプの方です。

   発熱対策として、平滑回路の抵抗を少し小さい値にし、0.5W程度少なくしました。
   また、苦しい左chのLM317Tに放熱器を取り付けシャーシーから浮かせ、熱的に隔離
   しました。裏板の吸気用穴を二つ増設もしています。
   万一の出力管の暴走傾向にも少し抵抗出来るよう、グリッド抵抗を470Kから330Kにして
   みました。

   高音域の音質も課題でしたが、クロス中和方式を実施してみました。3.3pFを使って
   前段のミラー効果を打ち消しています。
   これはかなりの効果があり、びっくりしました。明らかに高音の質が上がってきました。
   オーケストラのヴァイオリンなどの再生は癖がなくなっていて、かなり生っぽいのには驚きました。
   超高音域の調整はオッシロで確認しながらとなりました。負帰還量もそれに伴い調整しています。
   数値は2K、180pFをパラっています。

   それにしても、超高音域のレスポンスの具合は音質にかなり影響するものと再認識しました。
   

   改造したシャーシー内、10kHz、L・Rの20KHz、L・Rの50KHz の1W、8Ωの方形波の
   再生波形を上げておきます。 なお容量負荷の時も良好な状態を保っています。

   かなりのモノでしょ・・・・!! 楽しく聴いてます!!


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by artist-mi | 2011-09-28 18:13 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(2)
2011年 09月 17日
2011/09/17
  日記:

    試作6BQ5差動アンプを使用し始めて二ヶ月が過ぎました。
   いぜん快調と言いたい所ですが、この残暑のためか故障が出ました。
   これぞ試作の効用と云う所です。

    室温が33度を超す部屋でCDを聴き4枚目に入った所で左チャンネルから
   雑音が出て、調べるとカソード電圧が不安定になっておりました。
   DCバランスのテストポイントの電圧も小刻みに不安定となり、少しずつカソード電圧が
   上昇し始めていました。LM317Tの発振か、熱保護回路によるものか・・・・?
   LE317Tを新品に交換すると元に戻ったのですが、やはり放熱に問題があるように
   思います。

    もともと放熱を軽視した訳ではないのですが、もっと対策が必要なようです。
   シャーシーの深さを4cmから6cmに替え、放熱穴ももっと沢山開けるべきでした。
   LE317Tの取り付け場所も側面にした方が良いでしょう。セメント抵抗の100オームも
   82オームに変更しても構わないと思います。
   いろいろやるべき事が判りました。

    音質については満足できる音と思えますが、高音の質が上がるともっと良いようで
   何か方法を考えてみましょう。

    この結果を修正してから、本作のEL34を再考してみましょう、さてどうなりますか。


      今夜の一曲。


        Walter y Schwarzkpof ensayan la Cuarta de Mahler

         


 
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by artist-mi | 2011-09-17 18:20 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(6)
2011年 08月 10日
2011/08/10
 日記:

  友人に送るために6BQ5pp差動メインアンプの回路図を少し分かり易い様に書き直して
 みました。でも紙にフリーハンドでし、スキャンして修正しています。
 現状を示しています。数値が変わっています。悪しからず。
  クリックすると少し大きくなります。部品のオーバースペックは通販を利用したためです。


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      今夜の一曲。

       Haydn Symphony No 45 F sharp minor 'Farewell', 'Abschiedssinfonie'
        Les Siecles, X. Roth Mvt1.avi  オケのパート配置が面白いです。

        
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by artist-mi | 2011-08-10 21:04 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(0)
2011年 07月 13日
2011/07/13
 日記:

  夜、少し時間がとれたので、新作の差動6BQ5(三極管結合)ppアンプをゆっくり聴いてみました。

 このアンプの音は格別でした。他のアンプより色づけが少なく、中低音の再生能力が抜群です。
 高い音域も変な歪みが非常に少なく聴こえるのです。左右のセパレーションも抜群。

 球の6BQ5は感度が高いのでNFも多めにかけてもゲインが実用的な範囲に収まる長所があり、
 また安価でロシア製もあり使いやすいモノです。発熱が多い回路なのでヒーターが0.75A位なのも
 有り難いですね。最大出力を3Wに押さえたのもそれを踏まえてなのですが、3Wでも十分鑑賞に
 耐えると感じました。室温が上がるのが難点ですが球のアンプは昔からこんなモノでしょう。

 この回路のアンプの市販品はまったく存在しないので、消費者は手に入れる事ができず自作するしか
 方法がないのは非常に残念な気がします。球のマッキンもマランツも要らないなと思いました。
 ある程度自作経験のある方は作ってみても損は無いように思えます。

 音楽を聴く時このアンプはどんな経験をさせてくれるかと云うと・・・・・、

   中低音域が真ともに再生されると、アンサンブルが実演の様に厚みと動きが手に取るように判ります。
   その結果、曲の内容や奏者達の意図が明確に判り、実に楽しい事になります。
   室内楽などは特に顕著にその効果が現れてきます。今まで歪みっぽい音を出していたCDなど
   簡単にきれいに再生されてくるのにはビックリしました。オーケストラも弦のパートのバランスがかなり
   実演に近くなっています。ヴァイオリンパートやチェロの倍音が柔らかくファーっと表れて来るのには
   驚きました。

 あまりに調子が良いので、本作のEL34ppを作るのが楽しみになりましたが、6BQ5ppを越せるか
 少し不安にもなりました。


      
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      今夜の一曲。

       Pugnani-Kreisler Violin:Guido Rimonda (Italy)

        




 
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by artist-mi | 2011-07-13 20:50 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(2)
2011年 06月 26日
2011/06/26
 日記:

   試作アンプをやっと仕上げました。

  今、運転中です。音は色づけがなく良くアンプに入って来ると思われる信号を
  そのまま大きくしていると感じさせる音です。
  とてもライブな音の感じで、独特の音作りは感じませんでした。
  室内楽など聴くとその演奏の様子が実に良く伝わってきます。SP盤レコードも
  とても自然でリアルなのには驚きました。オケを実際やっている友達もこの音には
  納得するのではと思います。きっと演奏技術が向上するでしょう。
  試作なので、手持ちの安価な部品で作ったのですが非常にハィエンドな音になって
  います。

   アンプは6BQ5Tppの差動二段回路のオーソドックスなモノです。ぺるけさんに
  差動の部品を分けて貰ったので楽でした。此方では入手が難しいので助かります。
  アース母線は太めの単線を多用してみましたが、どうだったか?? 一応、ハム音は
  皆無です。トランスの配置もこれで良かった様子で試作の効用がはたせたと実感しました。
  シャーシー上に出力管カソードのテストポイントを付けたので、球を交換してもバランスが
  取り安くなっています。

   製作中に発熱が多い事が良く判ったので、上面の通風口を幾つか追加し、裏板の
  取り付けビスの所に4mmのナットを挟んで通風口の足しにしました。
  接触型の温度計で昼間に一時間運転経過後のアンプの温度を測定してみました。

    室温 30.4度

    パワートランス 締め込みビス上  38度
    6BQ5前ソケット取り付けビス R側 41度
    6BQ5後ソケット取り付けビス PT側 42度
    LM-317 シャーシー取り付け面   38度
    12AX7 Rソケット取り付けビス   42度
    OPT取り付けビス          42度
    6BQ5 ガラス上面         61度
    6BQ5 ガラス側面         114度

  
   明日から大工が入るので細かい測定はしていませんがデジタルオッシロでおおよその増幅を確認して
  おきました。

    100mV入力で、Lchは1.031V Rchは1.025V 最大出力は 8オーム負荷 1KHz サイン波で
    Lchは3.02W Rchは3.03W 程度でした。

   各周波数の方形波の再生波形を確認しました。20KHzや40Hzの再生状態はかなり良いと思い
  ました。容量負荷の追加状態もとても良好でした。


    全体のスタイルと実測の電圧値入り回路図、内部配線の模様、各再生波形の写真を上げて
   おきます。(クリックすると少し大きくなる画像もあります)。

 
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   10KHz 1W 8Ω

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   20KHz 1W 8Ω

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   100Hz 1W 8Ω

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   40Hz 1W 8Ω

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   少し使うときっと音が熟れるはず、結果が楽しみです。この試作機の具合を本作のEL34に
  生かしたいと思案しています。
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by artist-mi | 2011-06-26 21:08 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(2)
2011年 06月 25日
2011/06/25
  日記:

    曇天、暑い一日となりました。通り雨あり。

   試作アンプの製作を続行中。

   寄生発振が発生しています。差動のMT五極管の三結はかなり難しい配線の様です。
   発振周波数は129KHz位、オッシロを見ながら場所を特定する訳です。

   六時間程かけて収めましたが、ハッキリした場所はよく分かりませんでした。

   明日は完成の予定。


   
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by artist-mi | 2011-06-25 22:47 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(0)
2011年 06月 23日
2011/06/23
 日記:

   工事が雨と、資材搬入の遅れで止まっています。困った !

   手持ち無沙汰なので、バラの消毒をしました。夕方からアンプの製作を続けています。
   慣れた作業なのですが、この頃はだんだん時間が掛かってしまいます。この配線で良いか
   いろいろ考える時間が増えてきているのですね。

   今回はアース母線を1.2mmの錫びき単線を多用してみました。見た目が直線で綺麗なのと
   細いバラ線の処理なく楽でした。この回路は電源のレギュレーションが少し悪くても動作に
   影響しない長所があります。
    でも、使いすぎたかな~~。

   出力段まで完成しましたので、通電して動作を調べると予定の定電流値が出ていません。
   暫し点検するとマイナス電源の電圧が低いのです。 原因はダイオードの向きが一つ逆に
   接続しておりました。注意したのですが・・・・・! 動作を示すパイロットLEDの発光が強いので
   暗めに抵抗を設定しなおしました。
   訂正してOKとなりました。次は初段の配線へ進みます。もう少しです。
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by artist-mi | 2011-06-23 22:52 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(0)