カテゴリ:球が出てきた。( 5 )

2009年 05月 25日
2009/05/25
 小さなアンプ、設計プランを・・・、少し考えました。

  前日上げた真空管リストを用いて、いろいろなプランを思うのですが・・。

  6AQ5が4本あるので、音質や特性を考えると
   6AQ5(T)ppと12AX7を使って、全段差動PPとか、
   初段を12AT7のSRPP、位相反転はT7パラのPK分割、それに
   6AQ5(T)ppなど浮かんできますが、ヒーター電力はそれぞれ
   18.9W、28.7Wとなり、かなり予定をオーバーしてしまいます。
   しかも、これらの出力は3~5W程度でしょうか。

  やはり、球数を少なくしなければ省エネアンプは無理でしょう。
  また、この意味で整流管の使用はせず、ダイオードの利用とします。
  
  リストの中ではプレート損失が12Wと大きく、ヒーター電力が少ない
  6AQ5を使うしかないかも知れません。
  また、12AH7AをPPで使用し前段をX7のアルティク型にしてしまう手も
  あります、出力が少ないながら、ヒーターに15.12W程度で参考基準を
  上回りかなり食うアンプと成りそうです。

  PPとシングルではPPの方が性能的には良いのですが、やはりもう少し
  出力が欲しいでしょう。ここはやはり6AQ5を使う事にしました。

  ビーム管の6AQ5は電力増幅を目的としていますので、感度も低く
  出力も4W(シングル)はありますが、歪みはシングルで使うとかなり
  多いでしょうから、やはり負帰還を多めに使うのが良さそうです。
  また、グリッド入力容量は三極管に比べ少ないので前段の選択は
  かなり自由に選べます。X7、T7でも良いのてすが、負帰還を多く
  掛けるにとゲインが足りないかも知れません。ちなみに片ユニットを
  前段につかうと、ヒーター電力はステレオで9.45W程度で基準を下回り
  かなり省エネになります。前段が五極管の場合は増幅度も多くかなり
  多めに負帰還を掛けても、十分なトータルゲインを得る事ができます。
  6AU6でも、6267でもかまいませんが、6267はヒーター電流が200mAで
  とても少なく目的にはピッタリと言えます。この球を用いるとヒーター
  電力はステレオで8.19Wとなり、かなり満足な結果となります。
  それにこの球、かなり外見が美しいのです。6AQ5のプレート損失を11W
  以内に押さえて使うつもりなので、アンブの実際の電力使用量は回路の抵抗器
  などの発熱による消費もあるので35W前後に仕上がってくるのではないでしょうか。

  6267-6AQ5(S)の回路を作りました。かなり標準的なモノです。
  負帰還を多く掛けられる様、マルチループにしました。
  ただ、この方法にも欠点はあります。
  まず、雑音の負帰還による低減が押さえられること。出力インピー
  ダンスの負帰還による低下があまり効いてこないなどです。
  前者は電源のフィルターを強化すればかなり良いと思いますが、
  後者は手がありません、カソード帰還もできますが、むしろUL接続
  の方が低下には効きそうですし、SGの電流増加も少なくて省エネの
  目的には合いそうです。もし必要なら簡単にULに移行も出来そうで
  す。最後に試みてもみましょう。

   先ずは、こんな回路図にしました。OPTのZp=5Kです、クリックすると少し大きくなります。
f0080162_20315441.jpg

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by artist-mi | 2009-05-25 20:32 | 球が出てきた。 | Comments(0)
2009年 05月 24日
2009/05/24
 省エネも考えで・・・、小さいアンプ

  PC用のアンプとなると常時点灯していますし、電気の使用量にも
 配慮したいものですね。CPUでも省エネ仕様が人気なのも判ります。

 一番省エネのアンプはパワーICを使ったモノでTVなどに使われていますが
 個人ではいろいろ手を入れて設計することなど不可能です。それでは
 自分の好みなど吹き飛んでしまい、詰まらないばかりです。
 使いなれた球のアンプのノウハウが使えないのは残念。

 今回は手持ちを活かし、資源を活用と云う所です。真空管は御存知の様に、
 中心部にヒーターがあり明るく点灯しています。
 熱して電子を飛び出させているのですが、このヒーターの電力自体が
 かなり消費されるので、トランジスターなどより電気を食ってしまう
 わけです。

 今回は出来るだけ、ヒーター電力の小さいモノを使い、しかも増幅効率の
 良い方法を探す事としましょう。

 市販の小さいアンプで良く売れているのは、6BM8(16A8)を二本使って
 ステレオ構成にした製品です。おそらく出力は2.5W程度、性能を考慮すると
 1.8W位でしょうか。ヒーター電力は6.3V 0.78A 4.914Wです。
 二本使うステレオだとトランスの損失などもあり10Wを越えるでしょう。
 プレート損失も、 8~9Wでもうオーバー気味になるでしょう。
 かなり売れていて一般的な様です。

 今回のアンプは市販のこのアンプより省エネ、高性能を考えてみます。

 手持ちで2~4Wの出力を満足し、片チャンネルのヒーターがこの球より少ない
 手持ちの球はこんな所です。

  出力管では。

    6SN7GT 0.6A    パラppにすれば2Wは出そう。
    12AH7A 0.6A    ppで2Wギリギリ。パラレルだと4W。
    6AQ5 0.45A     シングルで4.3W出ます、球も新品。
    6BQ5 0.76A     5.7W出ますがヒーターが要求をオーバーに。

  電圧増幅管では、

    12AX7     0.3A     ステレオを一本でまかなえます。双三極管。
    12AT7     0.3A     一本でも。      
    6AU6      0.3A     五極管なので増幅効率が良い。小型7ピン。
    6267      0.2A     シールドがあり、効率も良い。9ピン管 五極管。

 此らを組み合わせ、より効率的な回路構成を考えてみる事にしましょう。
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by artist-mi | 2009-05-24 20:02 | 球が出てきた。 | Comments(2)
2009年 05月 22日
2009/05/22
 必要最低限の最大出力

  PC用の小型アンプの最大出力を何Wにするか決めねばなりません。
  アンプはスピーカーを鳴らす為なので、まずスピーカーを決めました。

  16cm口径のフルレンジ、小型の自作する後面開放の箱に入れて使い
  ます。能率は93dB位、周波数はかなり狭いですが、ファ~っと鳴らす
  感じにしたいのです。アナウスなどはしっかり再生させたい所です。

  資料を紐解くと、
   武末氏の説では、いろいろの条件を考慮して1.8W、誤差を考え
   2.7W。電源の変動をー20%とすると4.5Wとしています。
   今はそんなに電源の変動はありませんし、103dBのスピーカーで
   3m離れる程の大きな部屋でもありませんから、2.7Wでも
   良いと良います。(スピーカーの能率測定方法も今のモノより異なる)。

   また、西巻氏の説では、普通の部屋なら、音響出力は5mWで良く
   スピーカーの能率が2%として、3dBの余裕を見込むと500mWの
   出力で良いとするモノです。

   実際にはどんな信号なのか、再生した部屋の壁の音の反射率、スピーカー
   の実際の能率、残響などいろいろありますから、ますます解りにくいわけです。

   2Wのラジカセが手元にありますが、これでもかなりの大きい音ですし、
   また青年の時、叔父の家のパイオニアのステレオは6BQ5のシングル
   アンプで25cmスピーカーを起動したモノで、かなりの大音量で
   鳴りました。おそらく4W程度であったでしょう。
   Webで小型のアンプを検索してみると、2Wに満たない出力でも
   かなり満足に使える様です。

   こんな事から、先ずは2Wを一応の目標とし、出来れば4Wと云う
   ことにしてみます。

  こんな所で良いのかな~、本当かしら。
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by artist-mi | 2009-05-22 22:17 | 球が出てきた。 | Comments(0)
2009年 05月 21日
2009/05/21
 日記:

 夜、気温が高く寝苦しいかったです。制作の興奮もあり目が覚めて
 しまいます。

 出てきた真空管の事でもと思ったのですが、アンプなど作る時間など
 実はないのです。アンプを作っても自分の気晴らしいはなりますが
 絵を作った方が余程人を喜ばせる事になっている様なのです。まあ
 展覧会後なら少しは余裕も出来そうかも知れません、それに慌てて
 作る事もないですし。

 真っ暗な部屋でどんなアンプが必要か考えてみました。そうしている
 内に寝てしまえば良いのです。

  現状、メインの装置は安定、満足な音が出ていて手を付ける気には
  なりません、手を付けると何年も掛かる大事になってしまい、それ
  は大変不味い事です。
   と、云う事はサブの装置になります。サブはPCに結んでいて
  YouTubuなどを聴いています。現状音はあまり良くないので、これは
  作ったら使う事になりそうです。使わないモノを作るのは大嫌いなの
  です。

  PCに付けるとしたら、そんなに大きな音は必要ありません、それに
  かなりスイッチは入れっぱなしとなります。昔の木の箱に入った
  ラジオみたいに、おおらかな音で鳴ってくれたら気分が良いでしょうに。

  そうすると、必要最低限の出力で、電気の使用量が少なく手持ちの
  球の範囲で
長持ちする回路を考えると云う方向で、しかもこの田舎で
  作る事にしなければと考えました。
                        さて、どうすれば ?
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by artist-mi | 2009-05-21 21:36 | 球が出てきた。 | Comments(2)
2009年 05月 18日
2009/05/18
 日記:

  天候の回復で張り合わせの修正が必要になり、40号キャンバスの
  張りを少しだけ弛める作業をしていました。

  少し弛めては、時間を置いて紙の調子を確認し、再度張りの
  具合を見、また調整します。
  時間が掛かり、一日仕事となりました。
  明日、再度具合を確認します。

  途中は暇なので、作業室の塵の整理、資料の整理、いろいろ
  片づけをしていました。

  さてここで発見!

   昔使っていた真空管が出てきました。こんな木箱に入れてあったの
   ですね。引っ越しの時、母が入れたみたいです。パッキンが丁寧に
   入っていました。
   余った球は友人に使ってもらい、郵送した記憶があるのですが
   まだ、残っていたのですね。

  入っていた球は以下のモノでした。
   めぼしいモノから・・・。

       テレフンケン  ECC・803S     新品二本
       NEC     6CA10       新品ワンペアー
                 ”          新品一本
       シルバニア   5881         ワンペアー
       ムラード     GZ37          一本
       松下      5AR4       新品二本
                ”  HiFi用       一本
       カーフマン   300B           一本
       WE       ”          新品二本 
       GE       6SN7GT        二本
       東芝       ”            二本
       松下      12AX7 T       七本
       東芝      12AT7       新品四本
       NEC      6201           四本
       ブラバム    6AQ5        新品四本
       ナショナルなど 6267           七本
       NECなど   6AU6           六本
       東芝、マツダ  12AH7A         四本
       NEC      6080           三本
       松下      6BQ5           三本
       マツダ      80             一本
       レイセオン    5U4-G          一本

   その他、東京光音電波のカーボン抵抗  数十本。

  嬉しいな~、少し気が動転しています。
  何か作れそうですが、スペアーとして保存していたモノで
  いまいち微妙に揃っていません。

  これは怪しい誘惑なので余程 注意しないと・・・・!!!

   今夜聴いている曲は、

 Charles Aznavour La Mama

  
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by artist-mi | 2009-05-18 21:11 | 球が出てきた。 | Comments(2)