ぼのボーノ:
少し天候が回復し、寒さも和らいだので昼飯を食べに出かけました。
家の周りには車で少し行けばお食事する所は結構あるのですが、
なかなか私にピッタリの味を出してくれる所はそうは有りません。
家内は和食、私の方は結局何でも付き合うと云う事になってしまう
わけですが、今回は静かな所と云う事で津金にある、イタリアン
レストランにお世話になりました。「ぼのボーノ」と云います。
八ヶ岳のパノラマが望め、リンゴ畑の中の学校の跡地にあります。
http://www.oec-net.ne.jp/tabe.html
おすすめランチのMezzo Pranzo を頂きました。
前菜の野菜のボイルが私には少しだけ堅かった以外には、ほぼ
完璧な料理を頂く事が出来、たいへん満足の行くモノでした。
野菜の味もしっかりしていて、材料本来の味がしましたし、
スパゲッティーのゆで加減、太さもソースとマッチしていたし
鯛も美味しい、牛肉の質、火加減も丁度良い。各ソースも個性が
あって、しかも嫌みがなく軽やかでとても美味しモノでした。
パンもとても自然な旨味があり、しっかりした味を楽しめて
久しぶりに美味しかった。デザートもちゃんと作られていて
丁寧な仕事をしてありました。
あと、水が美味しかった、冷えすぎでなく、ゴブレットの表面に水滴が
付かない程度に冷やしてあり、冷たさで舌が麻痺しない様な適当な
温度にしてあり、暖まるとすぐデカンターは交換されていました。
食器は高級なモノではないが、シルバーやゴブレットと良くデザインが
揃っていて、特にシルバーが本来のサイズのモノだったのは使い安い。
こんな田舎だと、場所的に良い材料の何かが抜けてしまう事も
しょうがない事が多いのですが、まったく大都会と遜色ない料理を
出されたので嬉しくなりました。
サービスも丁寧で気持ちが良く、たいへん好感を持ちました。
運転があるので、ワインを飲めなかったのが残念。
ここは、小学校の跡に作られた施設で、明治の文明開化時の
校舎を見学出来るのが面白いです。和紙貼りの天井は見物です。
お風呂にも入れるそうですよ。
久しぶりに楽しい一日でした。