レコードの話し:
レコードを聴いておりました。
CDが出た時、レコードは廃れてしまうモノと思いましたが、捨てられず今も残してあります。
残す以上、再生が出来る状態でなければ意味がありませんね。
そんな訳でいろいろい手をかけてもいます。
最近、こんなニュースを見ましたが、
http://mainichi.jp/enta/music/news/20071017dde018200046000c.html
またぞろ、販売される様です。随分高価ですが、手を掛けて丁寧に生産する様ですが、あまり
売れそうには思えません。現在手に入る新品レコードを探してみると、
http://www.etonankaido.com/file/wadai/analogue.html
http://www.hmv.co.jp/fl/4/239/1/page=2
ステレオはお持ちの方は多いと思いますが、レコードプレヤーはもう捨ててしまって手元に
無い方、また、有っても針が減ってしまって使えない場合がほとんどでしょう。針や伸びた
ベルトの新品の購入先を検索してみました。
http://www.communet.co.jp/shop/nagaoka/
レコードは取り扱いが少し面倒なモノですが、注意していれば十分に長く使えます。
注意点を少し。
1.レコードはチリや埃に弱いです。パチパチノイズの増長になるので何時も綺麗な
状態にしておきます。使用したら中袋にすぐ入れて置きます。
2.音溝面を直接手で持たない、手紋など付けないで下さい。
3.針をレコードに置く時、間違って取り落とさな様にします。思わぬキズを付けて
しまいます。
4.使う時は、レコードを置く円盤上は綺麗にしておきます。又、針を下ろす前に
ベルベットなどの布を貼った専用のレコードクリーナーで埃を拭っておきます。
5.レコード盤に下ろす針の圧力(針圧)をカートリッジの指定値内にします。あまり
軽くても、重くても良くありません。
6.針先にはゴミが付きます。これは使用の前に小さいブラシで払っておきます。
7.針はダイヤモンドですが結構減りやすいモノです。寿命は針先の形状にもよりますが
早めに交換したいモノです。コストと寿命で0.7ミルのモノを使うと楽です。
あと、私の場合は液体のクリーニング液の様なモノは使用しません、経験的に効果を
感じませんでした。カビが生えてしまう事が偶にあります、この場合は水で洗って
自然乾燥します。ただレーベルが剥がれてしまう事がありますので注意します。
レコードプレヤーをステレオのAUX端子に接続しても小さい音しかしません。両者の
間に、レコード用のイコライザーアンプが必要です。(MMカートリッジの時)又、MCカート
リッジの場合はプレヤーとイコライザー・アンプの間にさらに専用のアンプかトランスが
必要です。
次世代のCDであるSACDがあまり広まらない中、レコードがまた出てくる現象はとても
面白いモノです。アナログの音を丁寧に再生してやると、CDとは違う自然な感じを持つ
のは不思議な気もします。これは単なる先入観なのか、科学的根拠がある事なのか、技術的
問題なのか、意見が別れる所でもありますが、かと言ってレコードが駄目と言う事は全然あり
ません。状態の良い装置で再生した場合、CDもレコードも満足いく再生ができます。
今日聴いたレコードは此です。左右同じですが、右の丁寧に作られた盤を聴きました。