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2017年 01月 25日
2017/01/25
 日記:


  寒いです。

   毎日この時期、あたりまえですが寒いです。

   日の出前は寝ていてもシンシンと冷気が来ます。
  この頃は例年よりあたたかいと思いますが、それでも夜は
  マイナス9度からマイナス6度。昼間も2度Cになれば
  暖かい方です。
  北風も強く、バサッと家がゆれます。
  寒い冬にはマイナス15度をきりますから、まだ
  あたたかい冬なのでしょう。


   寝床では足は温かいのですが顔、とくに眼の玉と鼻先が
  つめたいです。上掛けが重いのも苦しいので、室温を
  上げるのですが乾燥で呼吸器が苦しく困ったものです。
  顔に一枚大きなハンカチを掛けると楽なのですが結局は
  外れてしまいますし、だいいち家内が気持ち悪がって
  嫌な顔をします。まぁ~歳でもありますし、現実味が
  あるのかも知れません。


   寝ていて顔が寒いと、昔の寝ている夜を思い出します。
  転勤の多い父に付き、よく住居が変わりました。
  社宅や借家住いは、そんなに良質の居住環境とはゆきません。
  価格的には坪単価はおそらく普通の木造住宅の1/2~1/3位で
  しょうか。基礎は栗石とコンクリで簡単に囲い、屋根瓦は
  コンクリート瓦の中古品、柱、梁、大引も古材の再利用など
  建具、畳、襖も流用品が多かったし、壁も土壁、その土も
  再利用だったですね。これらは日本家屋の利点でもありました。
  そんな時代でしたね。

   そんな昔しは、スキ間風などは当たり前でした。部屋には
  窓が当然ありますが、出来合いの一般的なサイズの建具なので
  ガラスは3mm厚の一枚もの、寒いのは当たり前、氷の花が咲きました。
  その頃はスリガラスでしたが型板ガラスになるのです。
  厚手のカーテンで覆う位しか手がないのです。
  当時のサッシは木製で寒冷地では結露と凍結で木が割れてしまう。
  狂いが出て数年で交換する事が当たり前でした。
  御大尽は漆塗りの木製サッシを使っている所もありましたが、
  当時は珍しいモノでした。此方の方が長持ちするのです・・・。

  
   顔が寒い夜に、昔を思い出すのは私だけだろうか・・・。


   
    今日のデジタルタブローの練習は↓です。

   
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    今夜の一曲。

      Gelido Ogni Vena - Vivaldi by Cecilia Bartoli.

       


 
       
  

by Artist-mi | 2017-01-25 22:38 | Comments(0)


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