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2016年 02月 14日
2016/02/14
日記:

   Monoアンプの製作の続きです。

    入力系の配線、出力トランスの二次側、出力端子までの配線をしました。

   入力の配線はシールド線にするか、撚線にするかで暫し考えてしまいました。

   手持ちのシールド線は、モガミの2520で無酸素銅材のもの、BELDENの9778で
   タフピッチ銅で本来はマイクコードのものです。モガミで良いのですが、少し
   色合いが付く様にも聴こえていたので二の足を踏んでおりました。BELDENは
   やはり色合いを感じておりました。芯がわの被覆材も塩化ビニール系らしく
   柔らかで丈夫ですが音質はイマイチ、ポリプロあたりならベストなのですが。

   この際、撚線で行く事も・・・・、この回路、ゲインは約18dBでかなり少な目
   入力レベルはかなり高めになるので、ノイズにはその分有利なわけです。
   配線に近いノイズ源はEL34のヒーター配線ですので、近ずけない様に注意して
   おきます。再度この線を短めにして再ハンダ付しておきました。

   入力配線の線材はPC-OCC材の22番手のモノ、アース側はTPC材の125V耐圧のコード、
   二つを撚り合わせています。プラス側が太いので上手く撚れていません。
   
   実体図では入力の負荷抵抗は端子の方に付けていましたが、ノイズを避ける
   ためにソケット側に移動する事にしました。

    
2016/02/14_f0080162_12473513.jpg



   トランスの二次側の配線をします。
   中古トランスなので配線に短い所があり、継ぎ足ししました。ここにはベゼル
   ネットワークが後に付きます。8オームとE端子の間ですね。4オームと間違え
   ない様に注意します。だいいち音が違ってしまいます。 
    

    
2016/02/14_f0080162_1248122.jpg



      今夜の一曲。

         
    Chris Botti & Caroline Campbell at Cht. St. Michelle 7-25-15 ©James L. Kahan

      



  



   

by Artist-mi | 2016-02-14 12:48 | モノラル再生EL34monoなど | Comments(2)
Commented by CLAD at 2016-02-15 19:05 x
まだ新年のご挨拶をしておりませんでした。本年もよろしくお願いします。
だんだん形ができてきましたね!

私の方は昨年来ずっと忙しくて、ようやく先日一息つけたので、山水の出力トランスが絶縁不良を起こしてしまったメインアンプの修理を行いました。
EL34差動のステレオで、前段も5687ですから発熱が大きく、トランスのねじ止め穴からワニスが漏れ出してきてしまい、ある日突然「バチッ!」といって音が出なくなってしまいました。
計ってみたら、一次と二次の間が500ohmしかありません。スピーカーが無事で本当に良かったです。

今回は応急措置的にバンド型に付け替えましたが、やはり長くは使えませんね。近いうちに大改造することになると思います。
Commented by Artist-mi at 2016-02-15 21:51
CLADさん、こんばんは。此方こそよろしく。 

  500オームと云うのは微妙に幸せな値ですね、0オームだったら大変な事になってました。
 あの頃の絶縁材は寿命が今より短いかもしれません。蛍光灯のチョークも10年位の保証しか
 ありませんでした。
 ソフトンのRX-30-8あたりかな・・・・。二次側は6オームでした、4オームではなかったと
 記憶しています。でもかなりの高性能トランスですね、それにお安い。
 音自体も評判は世界的にも良いそうです。スペース的にも行けそうです。

  
  私の方はMonoなので気楽です。この記事は閲覧がかなり多く誰がみてもわかり安い
 様に努めています。それにゆっくりと作るのも楽しいです。今は電源部を作っていますが
 かなり混み合っていて、いろいろ楽しみのある配線模様になってきました。


 


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