日記:
Monoアンプの製作の続きです。
入力系の配線、出力トランスの二次側、出力端子までの配線をしました。
入力の配線はシールド線にするか、撚線にするかで暫し考えてしまいました。
手持ちのシールド線は、モガミの2520で無酸素銅材のもの、BELDENの9778で
タフピッチ銅で本来はマイクコードのものです。モガミで良いのですが、少し
色合いが付く様にも聴こえていたので二の足を踏んでおりました。BELDENは
やはり色合いを感じておりました。芯がわの被覆材も塩化ビニール系らしく
柔らかで丈夫ですが音質はイマイチ、ポリプロあたりならベストなのですが。
この際、撚線で行く事も・・・・、この回路、ゲインは約18dBでかなり少な目
入力レベルはかなり高めになるので、ノイズにはその分有利なわけです。
配線に近いノイズ源はEL34のヒーター配線ですので、近ずけない様に注意して
おきます。再度この線を短めにして再ハンダ付しておきました。
入力配線の線材はPC-OCC材の22番手のモノ、アース側はTPC材の125V耐圧のコード、
二つを撚り合わせています。プラス側が太いので上手く撚れていません。
実体図では入力の負荷抵抗は端子の方に付けていましたが、ノイズを避ける
ためにソケット側に移動する事にしました。
トランスの二次側の配線をします。
中古トランスなので配線に短い所があり、継ぎ足ししました。ここにはベゼル
ネットワークが後に付きます。8オームとE端子の間ですね。4オームと間違え
ない様に注意します。だいいち音が違ってしまいます。
今夜の一曲。
Chris Botti & Caroline Campbell at Cht. St. Michelle 7-25-15 ©James L. Kahan