日記:
ブログ友より、CDプレヤーをいただきました。断捨離のお手伝いと云うわけです。
断捨離と云うのはヨガの行法の一つかな・・・・! ダウンした古いマランツの代替えです。
頂いたのはAIWA EXCELIA XC-003という普及型の機械。1988年発売だそうです。流石日本製。
元気で動いています。
DACはPCM56、バーブラウンのR-2Rラダーのカレントセグメント型DACです。原理は
R-2R型DACと同じですが、電流変換してから電流加算するものでした。16ビット精度を
出すためにはIC内の相対精度だけでは不足なのでレーザートリミングをして性能出しをして
いました。またオーバーサンプリングなどしなくて良いわけで、音質はまろやかでしっとりとした
感じ、1ビットDACのかなり華やかな感じとは違っています。最新のモノに比べると
おっとりした音質で、だいぶ装いが・・・・。
バーブラウン社はなくなっても名チップ PCM56 は30年近いロングセラーを続けています。
いったい誰がTI社から買っているのでしょうかね。部品というモノは不思議なモノですね。
欠点としては微分直線性が1ビットDACに比べて悪いと言うことです。階段状のギザギザが
少し綺麗でないと云う事でしょうか。
内部は大きな基盤一枚にいろいろなICがバラバラと載っているタイプですが、93年頃には
たしかパナソニックがMASH1ビットDACを開発して手のひらサイズに3っICが載るだけの小型化が
完成しより安定した製品は大量に生産されだしたと記憶しています。
ラインに入れて先ずは試聴しています。XC-003の写真を上げておきます。下は最新のデノンのDCD-1650RE。
アイワはかなり立派なケースですね。
今夜の一曲。
Glenn Gould - 44. Beethoven, Sonata For Piano Cello No.3, Op.69 [ 1975 ]