日記:
六月に入り、衣替えを家内が始めました。この二三日は暑かったですね。
クーラーのフィルターの掃除、雨用の靴を出したり、傘に防水スプレーしたり・・・、
オーディオ装置の方も夏仕様のメインアンプに交代です。
↓
12BH7Appメインです。
このアンプは1.8W+1.8W ながら実用には丁度良い音量で使用可能ですし、音がたいへん
佳いのです。少し滑らかで柔らかく、何処か甘い様な音がします。この音色が熱い時には
癒されるわけです。通風で窓を開けて聴くことが多いので、大音量を防いでくれる意味合い
などもあるのです。
それに小型なので発熱がとても少ない省エネアンプに仕上がっています。部屋が蒸されない
のが有りがたいですね。EL34PP差動などだと室内が熱帯と化します。
出力段の12BH7Appは自己バイアス動作でカソードは抵抗を一本にまとめCは付けていません。
この方法は固定バイヤス動作や差動動作より幾分低歪な事なのですが、Cを付ける方法が
一般的の様ですね。ウィリアムソンのアンプはたしか付けていなかったと思います。
スピーカーをウィーンのハイドンに替えたのでNFを少し増量してみました。DFがもう少し
高い方が良いようでした。
メインの6V6ULppがかなりモニター的で出力もありますが、耳を傍立てて鑑賞するような
聴き方になるのです。この12BH7Appは軽く聞き流せる所がありそれが暑さを忘れさせて
くれます、その対比が面白い所ですね。秋になり虫達の鳴き声で窓を閉めて聴く頃までは
此方を愛用しましょう。