日記: ( Vienna Acoustics Haydn Grand Symphony Edition)を慣らし運転中----3。
50時間以上経過しました。本調子で鳴っています。全域が綺麗に晴れ渡った
柔らかい音がしています。立下りが見事で、余韻が微妙、静かな印象の音になって
います。大きい音でもほとんど崩れもないですね。衝撃音は少し苦手の様です。
この箱の強固さには脱帽しました。箱って難しいモノなのですね。コーン自体の
強度も普通の紙のモノより強い様に思います。これからどんな変化が進むか楽しみ
です。このスピーカーにしてから、CDによる再生音量レベルの違いが敏感に
感じられ、ボリューム・コントロールを動かす事が増えました。
3台のアンプの方は出力側インピーダンスが8オームですのでスピーカーの定格の
4オームに合わせるよう、OPTの端子とNFの配線を改めました。真空管のアンプ
では負荷インピーダンスの変化による出力、歪の変化はTrのアンプより少ないはず
なのですが、改めた方がより適正化するわけなのです。一応オッシロで動作を確認して
みましたが、春日のOPT一台に200KHz前後の所で周波数特性の出張がありました
ので修正しました。巻線の構造によるものと思います。シリーズになっていないかも・・
12BH7Appの1.8W出力のアンプが音量を上げても良く健闘するのにはビックリでした。
崩れが目立たないですね。三極管PPなので音像が前後に豊に響くのでカバーされて
いる様に感じました。ただスピーカーの能率は低い方なので大音響はまったく無理です。
とは云え、もう少し何とか行けるだろうとNF量を2dB程増やしてみました。音が
澄んできますが、少し澄みすぎかもしれません。夏用には宜しいかと・・・!
夏用で窓を開けて聴くにはむしろ丁度良い音量でしょう。ミニワッターも一応使って
みましたが、此方はちょっと無理っぽいようです。主力の二台は快調そのものです。
今夜の一曲。
Cziffra plays Chopin Impromptu Op. 51