2011年 06月 26日
2011/06/26
 日記:

   試作アンプをやっと仕上げました。

  今、運転中です。音は色づけがなく良くアンプに入って来ると思われる信号を
  そのまま大きくしていると感じさせる音です。
  とてもライブな音の感じで、独特の音作りは感じませんでした。
  室内楽など聴くとその演奏の様子が実に良く伝わってきます。SP盤レコードも
  とても自然でリアルなのには驚きました。オケを実際やっている友達もこの音には
  納得するのではと思います。きっと演奏技術が向上するでしょう。
  試作なので、手持ちの安価な部品で作ったのですが非常にハィエンドな音になって
  います。

   アンプは6BQ5Tppの差動二段回路のオーソドックスなモノです。ぺるけさんに
  差動の部品を分けて貰ったので楽でした。此方では入手が難しいので助かります。
  アース母線は太めの単線を多用してみましたが、どうだったか?? 一応、ハム音は
  皆無です。トランスの配置もこれで良かった様子で試作の効用がはたせたと実感しました。
  シャーシー上に出力管カソードのテストポイントを付けたので、球を交換してもバランスが
  取り安くなっています。

   製作中に発熱が多い事が良く判ったので、上面の通風口を幾つか追加し、裏板の
  取り付けビスの所に4mmのナットを挟んで通風口の足しにしました。
  接触型の温度計で昼間に一時間運転経過後のアンプの温度を測定してみました。

    室温 30.4度

    パワートランス 締め込みビス上  38度
    6BQ5前ソケット取り付けビス R側 41度
    6BQ5後ソケット取り付けビス PT側 42度
    LM-317 シャーシー取り付け面   38度
    12AX7 Rソケット取り付けビス   42度
    OPT取り付けビス          42度
    6BQ5 ガラス上面         61度
    6BQ5 ガラス側面         114度

  
   明日から大工が入るので細かい測定はしていませんがデジタルオッシロでおおよその増幅を確認して
  おきました。

    100mV入力で、Lchは1.031V Rchは1.025V 最大出力は 8オーム負荷 1KHz サイン波で
    Lchは3.02W Rchは3.03W 程度でした。

   各周波数の方形波の再生波形を確認しました。20KHzや40Hzの再生状態はかなり良いと思い
  ました。容量負荷の追加状態もとても良好でした。


    全体のスタイルと実測の電圧値入り回路図、内部配線の模様、各再生波形の写真を上げて
   おきます。(クリックすると少し大きくなる画像もあります)。

 
f0080162_21162978.jpg
  

f0080162_2117195.jpg


f0080162_21174218.jpg


f0080162_2118686.jpg


   10KHz 1W 8Ω

f0080162_21193059.jpg


   20KHz 1W 8Ω

f0080162_21202811.jpg


   100Hz 1W 8Ω

f0080162_21212975.jpg


   40Hz 1W 8Ω

f0080162_2122362.jpg


   少し使うときっと音が熟れるはず、結果が楽しみです。この試作機の具合を本作のEL34に
  生かしたいと思案しています。
[PR]

by artist-mi | 2011-06-26 21:08 | 6BQ5pp差動アンプ | Comments(2)
Commented by vimalakirti at 2011-06-28 23:42
こんばんは。
そちらも湿度高く、蒸し暑いそうですね。でも、夜には気温が下がる
のではないでしょうか? 今夜、窓を開け放っても、室温30度!

まったく分からない技術系の世界。じっと配線などを拝見していて、
思い出したことがあります。飛行機の設計をしていた方で、60代半ばで、
サンスクリット語を独学で始められたのですが、これがまるで設計図の
ような学習書を作られていました。サンスクリット語はルールがたくさん
あって、きちんと整理をすることに長けている技術系の人に向いている
ようです。80代後半までお元気で勉強していらっしゃいました。
Commented by artist-mi at 2011-06-29 20:35
vimalakirtiさん、こんばんは。

 甲府は38.1度、私の所でも34度を超してきました。
 大工が入っていまして、ちょっと気のどくです。工事場の前に
 水を打ったりして気休めをしています。
 夜になって風がやみ、部屋の内は今32.8度で熱いです。

 アンプ作りは大工に口を出さないためにも、作っています。
 人が作っているとヤキモキしてしまう性格でして、反省しています。

 真空管のアンプはもうとっくに終わってしまった技術だったはず
 ですが、また新しい考えが出てきているので試しています、これは
 音がなかなか宜しいのです。


<< 2011/06/30      2011/06/25 >>