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2010年 11月 30日
2010/11/30
  日記:

   12BH7A 直接結合メインアンプの細かい電圧値を上げておきます。

   ぺるけ氏がご自分のサイトにこの球データーを掲載されたので、少し電圧値などを精査してみました。
  まず、ミスったのはパワートランスの選択でした。東栄のPT-35を使用したのですが、容量がすこし足りません。
  トランス表記では230Vが出るのですが、実際は210.8~6V程度がやっとでした。ACで35mA取れるので
  DCではブリッジ整流にすると取れるのは27mA位でギリギリです。一次側の90V端子に100Vを入れると
  二次側は234.5V取り出せるのですが、容量が足りなくなります。試しに一時、ヒーター電圧を補正して
  使ってみました。今の季節ではそれ程熱くなりませんが、やはり元に戻しました。
   緑色の電圧値が210Vの時、紫色の表記が234.5Vです。各電圧値は少し揺れていました。DMMを使用。
   緑の時のスペック
    ゲイン 3.82倍 
    出力  0.4W程度
    DF   2.3

   紫の時の出力は 0.49Wでした。

  試聴的には緑時と紫時の差は感じられませんでした。
  アンプの音色はあまり感じませんが、全体に音像の位置が少し引っ込んでいる様に聴こえました。
  これは、何でなのか ? ちょっと判りません。
  雑音は全く感じませんし、セパレーションも大変良好です。

   決定した回路図を上げておきます。ぺるけ氏と違う所はR2を削除した所、R4の値を680Ωに、
   C2をオッシロで確認して57pFに、(この補正は無い時と2200pの時、57pの時の差がとても少ないです。
   決定はいろいろな値のCをパラって安定度を見たのですが、最後は好きな聴感になってしまいました)。
   あと、電源の2SK3067を2662に変更したところです。あとは氏の解説本が出てから・・・・。

   クリックすると大きくなります。

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by artist-mi | 2010-11-30 22:07 | 友人と小アンプを!(12BH7A S) | Comments(0)


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