日記:
出品作について・・・・。
今回の絵はとても新しい手法で作られていますが、「線」による表現をかなり使っています。
「線」は昔から日本の絵には良く用いられていて、絵巻物から墨絵、仏画、浮世絵など、日本の絵画の
手法としては、非常にポピュラーなモノでしょう。
私も筆で平面を埋めて行く描法より、「線」でいろいろ作って行くほうが、気質に合っていると何時も
感じています。
「線」はとても繊細で感情やリズムを良く表しますし、「線」その物が実に美しいのです。手で上手く
描くのは大変ですが、上手に描けると目を見張るばかりの効果を生み出す不思議さを持っているのですね。
シャープな切れ味のある「ピット」した細身の線が特に私の好みです。
今日のデジタルタブローの練習は↓です。 線を用い、3Dフラクタルで練習してみました。
小さい画像にすると、線が点になってみえますね、ガク!
今夜の一曲、五月向きの曲、素晴らしい名演です。
Janine Jansen The Lark Ascending