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2011年 06月 08日
2011/06/08
  日記:

    今回の上京の第一の目的は、小生の高校の美術部OBの展覧会に呼ばれた事です。
   新設なったJR鶴見駅東口の区民文化センター・サルビアホールの催し物となりました。
   期間は5月24日から30日まででしたが、来場者が580名オーバーとなり、PR不足としては盛況と
   言えるかも知れません。何しろ急で知らせは区のチラシと急遽刷ったハガキのみでした。
   卒業して45年位になっても開催は二回目と云う、実に訳の判らぬ気まぐれなOB展なのです。
   来館者の多くはやはり高校の卒業者が多くなるとと思いきや、出品者のファンの方もかなり多く
   私としては以外でした。私が受け付けの数日は自衛官の方も多く、お尋ねすると砕氷船「白瀬」の
   乗務を終えて帰省する所で、久しぶりのギャラリーで観たと云う事でした。かなり熱心に鑑賞されて
   いらして頭が下がります。他にも子供連れやカップルも多く、気軽に観ていく方がいらっしゃいました。
   卒業した仲間が来場すると会場は話し声で騒がしくなりますが、それが済むと静かな鑑賞の場に
   早変わりすると云う、面白い展覧会でした。

    さて、展示の質ですが創部よりかなり経ちましたので、それなりに高いレベルを保っていると思いました。
   飛び込みで入って観て行かれても少しは御満足頂けたのではと勝手に思っております。
   絵、工芸はやはり観ていただく方が居ないと無意味になってしまうので、ありがたいかぎりです。

     主な出品者名とハガキ、記念写真を上げて「メモリー」としたいと思います。

      (故)五十嵐揆一 恩師 1975年の新制作展への出品作を出して頂きました。

      (故)長宗希佳 二紀会委員  横浜美術館評議員

      市川保道 多摩美術大学名誉教授 創画会准会員

      林 亘  東京藝術大学工芸科ガラス造形講座助教授
            元カガミクリスタル チーフデザイナー

      遠山治代 水彩連盟会員

      平野剛敏 横浜美術家協会会員、元二紀会同人

      谷合浩典 一水会 会友

      加藤 尚子 女子美術大学芸術学部工芸学科非常勤講師 

      山口和子 日展会友 現代工芸美術家協会会員 審査員

      宮沢悟   東京展会員


      他にも、今でも部員の時に学んだ腕前を未だ忘れない多くの方々がお出しになりました。

      今回は出品されませんでしたが、永井鐡太郎さん 日展理事もOB会のメンバーです。


     急造の案内状は・・・・・。

        
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     初日に撮った記念写真、果たして三回展はあるか?

        
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     こんなのが在るのでアップします。

       加藤尚子のガラス工芸作品を癒し系の映像に創作

        

by artist-mi | 2011-06-08 21:16 | Comments(4)
Commented by 牛乳屋みっちゃん at 2011-06-08 22:07 x
こんばんは。
展覧会のご盛況なご様子、おめでとうございます。
きっと素晴らしい作品揃いで、見応えのある展覧会だったのでしょうね。
お写真の中にartist-miさんもいらっしゃるのだと思いながら拝見しました。
第三回、第四回…と続きますよう。
Commented by artist-mi at 2011-06-09 12:48
牛乳屋みっちゃん さん、こんにちは。

 如何なる事かと思いましたが、無事終了できて幸いでした。
 特に長宗希佳さんの絵は写真等で広く知られた絵の実物でしたので
 この絵を見に来た方も多かった様です。
 私の絵も目新しい事もあり質問攻めにあいました。
 一々答えるのも大変です。

 写真の件はまぁ・まぁ!!
Commented by vimalakirti at 2011-06-09 22:31
artist-miさま、こんばんは。
こんなすばらしい美術部があったのですね! 早々たる人材を
送り出している、これほどの部活動は稀有の存在でしょうね。
ほんとうなら、美術のことは高校時代のことなど、いろいろ
思いをめぐらせたいところですが、最近はどうしても原発に
頭が傾いてしまいます。
原発の被害はとどまるところを知らないと言っても決して過言
ではないと思います。松戸もかなり数値が高いのです。また、
東京でも汚泥の汚染が明らかになり、こうした土壌汚染、地下
水汚染は関東のみならず、関西にも及ぶ可能性はあるといいます。
原発をストップさせるためにはどうしたらよいのでしょう?
できれば、穏やかに、しかし確実に止めさせる方法がないかと
考えます。「非戦の戦」 実はそれがいちばん大変でしょうか...?
Commented by artist-mi at 2011-06-10 20:16
vimalakirtiさん、こんばんは。

  原発の被害が明確になり、被害者が実際出でくるのはこれからと
 なるでしょう。チェルノブィリの事例を考えると5年後にはハッキリした
 結果がでるはずです。その時までにいろいろな事態に対応できる政権を
 出しておくことがとても大切なのでしょう。
 電力不足と声を大きく言うのは、日本を引っ張る大メーカー達でしょうが
 自動車や家電は追われる立場でこれを続けるのは無理ですから、エネルギーを
 少なく使う便利な製品(システム、社会構造を含む)を生み出して生きて行くしか
 ないと思います。その時期には原発は時代遅れの産物になっていると
 良いですね。


  我々の美術部はひとえに恩師の人柄が影響したと思います。美の厳しさを
 無言で教わりました。手取り足とりして教えて頂いた事は絶無でしたが
 芸術に携わる者の精神は伝わりました。


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